ニキビ 好転反応

ニキビは好転反応?お肌のデトックスで生じる肌荒れとスキンケア

新しい美容法や化粧品などを取り入れた時に、一時的にニキビや肌荒れを起こしてしまうことがあります。気になる症状ですが、お肌に効果が現れる前の好転反応という風に言われることが多々あります。

 

好転反応とは一体どんなものなのか、またニキビができた時にどうお手入れしていくべきなのか、詳しくご説明していきます。
ぜひ参考にして、お肌にとって一番良いお手入れは何なのか、考えてみましょう。

 

ニキビは好転反応ってホント?

 

そもそも好転反応とは、東洋医学において用いられていた用語で、鍼灸や漢方を用いた治療の際に現れる副反応のことを指します。体が治療の効果を取り入れようとする際に毒素が排出されたり、拒否反応を示したりすることで現れる症状のことです。

 

しかし最近はエステや化粧品などを使用した際に、ニキビが悪化したり、肌荒れが生じたりした時に、好転反応というような説明を受ける方が増えていますが、実はその好転反応という言葉に医学的な根拠はありません。

 

また治療ではないお肌のお手入れにおいて、好転反応が出ることはほとんどないと言えるでしょう。特にエステなどの施術の後に現れたニキビなどの症状を好転反応と説明された時には、肌に合っていないだけ…という場合もあるので注意しておきましょう。

 

しかし実際に新しい化粧品やスキンケアを使用した後に、一度ニキビや肌荒れが悪化してからニキビが改善した!という方も多く、その症状やその後の肌の回復に好転反応だと感じている方も少なくありません。

 

ではそのお肌の変化は本当にお手入れの好転反応と言えるのでしょうか…
そのお肌の変化は、ターンオーバーと言われるお肌の生まれ変わりが関係している可能性があります。

 

肌のターンオーバーとは、肌が新しい細胞を生み出し、不要になった角質が排出されていくお肌の仕組みのことを指します。

 

私たちの皮膚は、「表皮」・「真皮」・「皮下組織」という3つの層によって形成されており、
そしてターンオーバーはその中の表皮で行われる肌のサイクルで、表皮の一番下にある基底層という部分で、新しい細胞が作り出されるところからスタートします。

 

新しく健康な細胞は約14日間かけて徐々に表皮の一番上の角質層にまで押し上げられ、肌を守るために角質層に留まります。この細胞は約14日程度で、バリア機能の働きを終え、新しい細胞により押し出され、不要な角質として排出していきます。

 

ターンオーバーは約28日周期で行われる肌の新陳代謝で、この周期は肌のダメージや加齢とともに長くなっていく傾向にあります。そのため、肌が一度ダメージを受けてしまうと、肌が生まれ変わるまでは弱くもろくなった細胞がお肌に残っているということになります。

 

ニキビが生じる原因は、毛穴の中で不要な角質や老廃物、蓄積した皮脂を栄養として、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖し、皮膚に炎症が生じている状態です。ニキビができた肌は炎症により大きなダメージを受けているので、不安定な状態になっています。

 

そのためニキビケアをしっかり行っていても、肌自体の免疫が下がっているため、お手入れの効果がなかなか感じられにくく、逆に新たにニキビが生じたり、悪化したりすることが考えられます。

 

しかしお手入れによりターンオーバーが整い、健康な細胞が生まれてくることで、徐々にニキビや肌の状態が安定・改善していきます。ニキビの改善で大切なのは肌表面だけではなく、肌内部まで健康な状態に戻していくことがポイントなのです。

 

このように肌の生まれ変わりによりダメージを受けた細胞を排出した時に、ニキビの改善を実感できるようになるため、その間のニキビや肌荒れを好転反応と感じることがあるのではないでしょうか。

 

好転反応?ニキビが生じた時の注意点

 

ニキビのお手入れで新しい化粧品やケアを取り入れた時に、一時的にニキビが新しく生じたり悪化したりする可能性があるとお伝えしましたが、症状によっては注意が必要な場合があります。

 

それは新しいお手入れによって、湿疹のような小さなブツブツが生じた・かゆみやヒリつき・痛み・皮膚の赤みなどが現れた場合は、その化粧品などが肌に合わずに肌荒れを起こしている可能性があります。

 

肌に合わない化粧品やお手入れを続けていると、改善効果よりもダメージや刺激となってしまい、逆に肌の状態を悪化させてしまうので、上記のような症状が見られた時は直ぐに使用を止めて、皮膚かを受診するようにしましょう。

 

ニキビが好転反応かしっかり見極めてお手入れしよう!

 

新しく取り入れたお手入れで肌が今以上に荒れる場合は、好転反応ではなく肌荒れを起こしている可能性が高いと言えるでしょう。
好転反応かも…と無理してケアし続けることは絶対に控えましょう。

 

スキンケアの効果がなかなか感じられない場合でも、継続してお手入れし続けることで、肌の生まれ変わりが整いニキビが改善されていきます。
お肌の状態を見ながら、自分に合ったお手入れを見つけニキビの改善を目指しましょう!